2015-01-01から1年間の記事一覧

おもひで

3週間ぶりのOFF。なつかしのゲーム動画を見ているとスーファミのタートルズが出てきた。そういや小学生の頃、テレビ大阪で夕方アニメやってたなと。 大阪から山を隔てたところに住んでいたのでテレビ大阪は映りが悪く、画面にノイズはいったものを。 ほい…

kaigi②

会議とはいろんな人の思惑をあわせるもの。 70数年前 陸海軍の思惑はそらもうずれていってた。 そもそも構造がややこしい。 軍政(予算など)は陸軍省と海軍省で 統帥(用兵とか作戦立案など)は参謀本部と軍令部に 陸軍省と参謀本部はざっくり陸軍どうし 海…

kaigi ①

リーマンやっていると会議って不毛だなと思う。 日本人は会議とかディスカッションに向かない。 たいてい一人話す人がいてそれ以外は沈黙。 議長がふってしぶしぶなんか言うみたいなんの繰り返しで。 最終的にあるんかないんかわからん玉虫色の結論にいたる…

アツシとシゲルの幸福③

次に中島敦。 『幸福』より。 南方の島にとにかく哀れな男がいた。 物持ちの第一長老に仕え、日がな一日労働をし、石のように眠る。 その他の不幸は割愛するが枚挙に暇ない。 その哀れな男は賢く、足るを知っていた。 主人が苛刻といえども視る聞く呼吸する…

アツシとシゲルの幸福②

まずは水木しげるより。 いろいろあるのだがひとつ抜粋する。『島』という短編。 エビスと大黒が不幸な人間を救おうと幸福の島を作った。 その島ではありとあらゆる欲望がかなうのである。しかし島の広さ的に100人しか入居できない。 うわさを聞きつけたモブ…

アツシとシゲルの幸福 ①

高校の国語の授業で山月記をやって以来、中島敦が好きである。 高校の時は単に変身譚というのと文章の音感がおもしろいな程度であったが、 大学卒業するあたりで読み直してみると李徴の自分語りが身にしみた。 “臆病な自尊心と尊大な羞恥心”っていうのはマー…

すーめろ⑥

最後。 この話は改心した王に対し群集が万歳するところで終わらない。以下のように終わる。 ひとりの少女が、緋のマントをメロスに捧げた。メロスは、まごついた。佳き友は、気をきかせて教えてやった。 「メロス、君は、まっぱだかじゃないか。早くそのマン…

すーめろ⑤

次。 水を飲んで復活し、街へ走る。 なんとか間に合いセリヌンティウスと再会。涙をうかべて メ:ワシは途中で一度、悪い夢をみたし殴ってくれ。さもないと抱擁の資格もない。 察したセリヌンティウスは首肯し殴る。 セ:メロス、ワシを殴れ。ワシも一度だけ…

すーめろ④

次。 村を出て走る。ある程度走ると、まあ余裕で間に合うっしょとのんきに歩き出す。 全行程の半分くらいまできてからの濁流&山賊。自分の不幸を嘆きながらなんとか難を逃れる。そこで精根尽き果て動けなくなり長い一人語り。 メ:友を欺く気なんかないし。…

すーめろ③

次。 メロスは村に帰る。へろへろの様子を見て心配する妹になんでもない、街に用事を残して来たからはよ結婚式しよと準備を始める。そして相手の家にも行き、無理やり明日に式を行うことを承諾させる。 翌日の結婚式。わいわいと。メロスにはこのままここに…

すーめろ②

次。 王とのアーギュメント。 王:人間は私欲のかたまり。ワシかて平和を望んどる。 メ:(嘲笑)罪のない人を殺してなにが平和だ! 王:お前の心も見える、殺される時に泣いて詫びても聞かんよ? メ:うぬぼれろ!死ぬ覚悟はできている。ただ…妹の結婚式が…

すーめろ① (全6回)

2月はメロスの季節である。 走れメロス。ギリシャ神話とシラーの詩をベースとした、いわずと知れた太宰治のやつ。だれしも一度は読んだり読まされたりしたものであろう。 どのような印象を持っているだろうか。一般的な印象は、一本気な勇者メロスが人の心を…

しぜん2

その技術進歩の過程で多くの人間があぼんしたという胸糞悪い話は割愛する。 手術に成功した人間は即座に戦力足る。新時代の足軽。 しかしながら、そこには代償があった。 というところから本題へ。 脳とヴァンツァーとをつなぐということは脳を酷使するらし…

しぜん1

Front missionというゲーム。小学生の頃に1をやって大学生で5をやった。 引越しで眠っていたPS2をテレビにつないでやっているナウ。 約100年後の設定で、ヴァンツァーっていう人型の機械で戦争してるっていうものなのだが、そこに示唆的なものがたぶんに含…

突然レディオヘッド

私学の問題はフリーダムである。 突然レディオヘッドがでてくる圧倒的主観の文。 以下。昨年度の京都セイショウ高校の入試より抜粋。 問題提起 We all know that honesty is the best policy. ~略~ I will say,” I am always honest" if you ask me how ho…

momotaro

ももたろ とは日本人のソウルストーリーである。 しかしながら芥川かかれば鬼畜となる。 彼によれば鬼は元来、享楽的なものであり、鬼が島でのんびり平和に暮らしていたそうな。 そこへももたろが一念発起して退治に行くと言い出した。 じいさんばあさんは放…

コレクティブ

コレクティブハウスというものがあるらしい。 共同の食堂等をもちつつ、トイレなどは個々になっている集合住宅とのこと。昔の下宿+αみたいなものか。 今後、単身の高齢者が増える中で、新たな選択肢になるようだ。 時代は、旧来の「イエ」からの解放、個々人…

yukichi5

自由とは権利であるが責任という義務を伴う。 至極当たり前のことであるが、それをわきまえない人は多い。ユキチの言葉。 “人は生まれつき自由なんやが、分限を知らんとわがままになりがち。分限とは天の道理に基づき他人の害になることをしないということよ…

yukichi4

ばかの罪は続く。 “ばかな民を抑えるには力あるのみ。『愚民の上に苛政あり』 これは政府のせいではなくばかな民が自分で招いたものだ。 逆に言えば、良い民の上には良い政府があるっちゅうこと。” 先の選挙での投票率はお察しであった。 投票していない人間…